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エアロセンス株式会社

「エアロボウイング」は国産初の垂直離着陸型固定翼ドローン(VTOL)として2020年に販売開始し、2024年にはVTOL型で国内初の型式認証を取得しています。最長50km、最高速度100km/hの飛行が可能で、山間部の点検や海域の巡視、河川沿いの調査、過疎地への物流など、長距離・広範囲の飛行が必要な場所で活用され、新技術情報提供システム「NETIS」に登録されています。2023年の当社VTOLを用いた長距離河川巡視の高度化・自動化の取組みが、国土技術研究会において、イノベーション部門Ⅱ最優秀賞を受賞しました。また、国内社会資本のメンテナンスに係る優れた取り組みや技術開発を表彰する第7回インフラメンテナンス大賞で優秀賞を受賞しました。能登地震の後、輪島市・珠洲市からの要請で道路や港湾の3次元化計測をVTOLで実施し、復興に向け速やかに貢献しました。2023年度 JSTのK-Program(経済安全保障重要技術育成プログラム)に採択され、2年後の市場投入に向け、積載10kgで最長150kmを自動飛行する次世代VTOLの開発を着手し、直近では国交省SBIRにも採択され、VTOLを活用した道路・河川の維持管理手法の更なる高度化を進めています。